2014-01-01から1年間の記事一覧
Web Accessibility Advent Calendar 2014、24日目のエントリとして。去年のこの日にはポエムを書いていた。もう一年も経つのか、と驚きつつも、ちょうど一年前に何を思っていたのかを振り返ってみる。 具体的にはまだわからないけれど、何かしらのお手伝いが…
UX Tokyo Advent Calendar 2014、15日目のエントリとして。 普段、自分の活動や仕事にUXという冠を掲げることを好まない。だが、ワークショップのデザイン(WSD)をする時は例外だ。純粋に何かを「体験」してもらうための時間をデザインするのがワークショッ…
大人向けワークショップ形式のイベント「deCAFE」シリーズをはじめてから半年近く経った。ここまでに3回行っており、vol.3は先日の11月29日に開催したばかり。ここまでのまとめの意味も込めつつ、Workshop Advent Calendar 2014 の1日目エントリとして、deCA…
2014年9月14日、Service Design Network Japan Conference 2014(サービスデザインネットワーク・ジャパン・カンファレンス2014) に参加してきた。今回が2回目の国内カンファレンスで、「行動と組織のトランスフォメーション」がテーマだった。 第1回目も参…
石戸奈々子さんの「子どもの想像力スイッチ!」という本を繰り返し読んでいるというか眺めている。 自分がこの本でいちばんおもしろいと感じる部分は、子どもたちは子どもたちのための新しい教育や新しい時代にあっという間に適応して、彼らの未来のために彼…
HCD-Netサロン「UXと組織のデザイン」に参加してきた。事業会社の人事担当としての取り組み、インキュベーターとしてスタートアップを育てるための取り組み、既存の組織を改編・スケールさせるための取り組みなどが聞けて大変に面白かった。 主に BEENOS 山…
「DevLOVE現場甲子園2014 東日本大会 でワークショップデザインについて話してきた」というエントリを書いたのだが、大事なことを書き忘れていたので。 発表後にもらった質問と、その答え 発表後に同じ創トラックでの発表者でもあった上平さんから「話し合っ…
DevLOVE現場甲子園2014 東日本大会で、ワークショップデザインのことを話してきた。「ワークショップ」ではなくて「ワークショップデザイン」にフォーカスを寄せて。 持ち時間20分の中で、できるだけワークショップデザインの全体が見えるような話にしたかっ…
ひと月ちょっと前の5月30日、deCAFEというイベントを開催した。勉強会とは違う「気づき」を得るための時間を意図して企画した会だ。 初回である deCAFE vol.1 は主に「デザイナー向け」のワークショップとして位置づけ。その理由は、以前行われたデザイナー…
神保町駅構内の某所には、剥き出しの公衆電話がぽつんと置いてある。最近は公衆電話をあまり見なくなったが、昔はこういう形でたくさん並んでいた。 あんまり気にしたことがなかったが、壁から電話線と電源を引いている。今でこそ電源命の毎日だが(ノマド的…
大江戸線の新宿駅構内に、正体不明なポエムがある。何者なのか、本当に正体が不明。ちょっとググってみたりもしたのだが、ちょっとググったぐらいじゃ到底わかりっこない深淵にそのポエムはある。 テキストを抜書きしたものが以下。 新宿ビッグバンそこは始…
人と会うことで自分のパワーを増幅させていく人。人と会うことで自分のパワーを消耗する人。 というような書き方をすると、後者がネガティブに捉えられる気もするけど、後ろ向きな意味でそう言いたいわけではない。どちらも個性であり特性であり、一長一短あ…
東京都が主催する講座「TOKYO DESIGN EXERCISE」第5回。肩書を「商人」と名乗っている株式会社コンタンの鈴木正晴さんのお話。 作り手と使い手の出会いの場である日本百貨店と食品専門館のお話を中心に聞いたのだが、とにかく話が面白い。鈴木さんの人柄なの…
東京都が主催する講座「TOKYO DESIGN EXERCISE」第4回。CLASKA Gallery & Shop "DO" のプロデューサー・大熊健郎さんが講師の回だった。インテリアショップIDEEに14年勤務した後、全日空の機内誌「翼の王国」の編集者になられてるというのが面白い。 CLASKA…
公衆浴場のバブルバスの湯船で、手すりの形にちょっと感心したことがある。 バブルバスの浴槽というのは、ひとり1スペース的な感じで、湯船の中が手すりで区切られているタイプのものが多い。あの隣り合ってるスペースの間にある手すりが二股というか、ダブ…
私にとっての「可処分時間」は誰かのための「暇」じゃない。同時に、誰かの「可処分時間」は私のための「暇」じゃない。この感覚が理解できない相手と時間を共有するのはつらい。 限りある人生の中で、巡り合ったりすれ違ったり再会したり。それぞれの時間の…
無印に行かなくちゃ、無印に行かなくちゃと思ってやっとやっと来たのに、何を買うのかちっとも思い出せない現象に、適切な名前を付けたい。名前を付けて、そのような現象を丁寧に供養して、二度と現世に現れないようにしたい。 それは定期的に訪れる。「あっ…
子供の頃、紫色の馬の絵を描いたことがある。通っていた幼稚園で、絵皿を作る時間だった。自分と自分の好きなものを自由に描きなさいと言われ、私は空想の世界でいたらいいのに、と思う空飛ぶ紫の馬を描いた。 結果、先生に「紫の馬なんていないのよ」と長い…
ホワイトボードが好きだし、ヌーボードが好きだ。そんなこんなで、マーカーをいくつか持っている。持っているものを使ってみたうえでの感想を紹介したいと思った。 ヌーボードには欠かせない主力選手 コクヨとパイロットのイレイザー付マーカーは外せない。…
東京都が主催する講座「TOKYO DESIGN EXERCISE」第3回。今回の講師は地場産業とのコラボレーションを数多く手がけてきたデザイナーの山田佳一朗さん。 「関わるすべての人が豊かになるデザイン」というテーマの中で、「商品開発」と「販売促進」の循環が高い…
私は書物が好きだ。書物の佇まいとか手触りとか、そういうものが好きだ。なんていうか、情報が詰め込まれている何かが好きなのだ。だから博識な人も好きだ。本棚も好きだ。書店も好きだ。図書館も好きだ。子供の頃、図書館に通うのが、何より楽しみだった。 …
宅の主人とごはんを食べるために先にお店で待ってたら、「お待ち合わせのお客様ですー」と言ってアラブ人が連れて来られたことがある。 そんな時どんな顔をすればいいかのソリューションを、私は持っていなかった。 適切なソリューションを持たず、まったく…
3.11のこと、あの日のこと、思い出す。あれからの日々のこと、思い出す。 あれから自分が何を見つめて何を見つめてこなかったか、それは近しい人だけが知っていればよいことだけれど、日本中で(もしかしたら世界中で)、いろんな人が同じようにあの日のこと…
いろんな場面で、教養ってなんだろうねって話をすることがある。 まだうまくまとまっていないのだけど、何度か話をしていく中で「それは色合いの違う知識や体験が地層のように何層も重なっていく先にあるものなのかもしれない」…というのがしっくりくるよう…
東京都が主催する講座「TOKYO DESIGN EXERCISE」。第2回目は、LOCAL STANDARD の大木さんのお話を伺った。LOCAL STANDARD さんは、「ここだからやらねばならないこと。ここだからできること。」を考える会社。現在「ワインツーリズムやまなし」の総合プロデ…
最近の中で最も「なんでもっと早く読まなかったんだろう」と思わされた書籍、「知の逆転」が本当におもしろかった。そもそもこの本の存在を知らなかったので、やっと出会った感じがある。もし存在を知っていたら、たぶんその時にすぐ読んでいたはず。 なぜな…
都内某日、謎の会合が行われており、そこに参加している人がどんな話をするのか聞きたくて、ちょろっと潜入してきた。 会の詳細については横に置いておくとしても、場に持ち込まれた魅力的な書籍、話題から垣間見える参加者の思想、それを交換することによっ…
現在、東京都が主催する講座「TOKYO DESIGN EXERCISE」を受講している最中である。今年度は「地域」がテーマということで、キーワードに惹かれて申し込み。全8回分に参加予定だ。 先日に初回講座が行われ、セメントプロデュースデザイン・金谷勉さんのお話を…
先日、ヤマケン展2014にお邪魔してきた。昨年度のヤマケン展もとても素晴らしかったので、行く前から楽しみにしていた。あいにく参加したかったワークショップには間に合わず、残念。 気になったものや素敵なものばかりで、すべてを紹介したいぐらいだけど、…
※このエントリは花粉症患者の戯言です。 なんていうか、花粉症って、ある種の公害と言って差し支えないと思う。この季節に体調を崩すなって言われる方が無理だし、パフォーマンスは確かに落ちる。公害由来のアレルギー症状で毎日微熱が続く感じである。微熱…