神保町駅構内の某所には、剥き出しの公衆電話がぽつんと置いてある。最近は公衆電話をあまり見なくなったが、昔はこういう形でたくさん並んでいた。
あんまり気にしたことがなかったが、壁から電話線と電源を引いている。今でこそ電源命の毎日だが（ノマド的な意味で）、電源を意識しないで生きている時にはこんな箇所にも気付かず通り過ぎていたのだ。公衆電話に限らず、どこから電源や回線を引いているかなんて、気にしたことがなかったもの。
電源と電話線の箱がずらーっと並んだ様子から、やっぱり昔はここに公衆電話がいっぱいあったんだろうなと想像する。人々が並んで順番待ちをしていたのだろう。公衆電話がたくさんあったであろう頃は通ったことがない場所だから、私には想像するしかない。
昔の神保町構内の写真とか、残ってたりしないのかな。個人で撮ってる人はいそうだし、根気よく探せばありそうだ。機会があったら、公衆電話がたくさんあった頃の写真と今の写真を比べて見てみたい。
