大人向けワークショップ形式のイベント「deCAFE」シリーズをはじめてから半年近く経った。ここまでに3回行っており、vol.3は先日の11月29日に開催したばかり。ここまでのまとめの意味も込めつつ、Workshop Advent Calendar 2014 の1日目エントリとして、deCAFE のことを書く。
deCAFE ってなんなの?
deCAFE ってなんなの? と聞かれることは多い。誰かに説明する時に、なかなかひとことで言い切るのが難しい部分もあるが、メンバー間で deCAFE のあり方について対話を重ねて深めていった結果から、以下のような内容で表現した。
deCAFE は参加者の思考や気持ち「いつもよりちょっと遠いところ」まで連れていけるようなワクワクを目指した大人向けワークショップ形式のイベントです。
deCAFE では、誰かと一緒にいろんな道のりを通って、ひとりでは行けない場所にたどり着くまでのガイド的存在をイメージしながら、ワークショップを行っています。回ごとに違うテーマとプログラムを設定して、新鮮なワークをお届けしています。
テーマと内容も毎回一新して、新鮮な気持ちでお届け。好意的な感想や愛ある厳しいフィードバックをいただきつつ、全体としてはご好評のうちに続けられている。
いずれは再演なども予定しているが、もうしばらくは新しいワークを作ること自体を楽しんで実験していきたい。それ自体も運営メンバーのモチベーションだったりするし、営利目的でない活動を長く継続していくために、運営メンバー自身にとっての楽しさの創出はとても大事なことだと思っている。
アーカイブサイト deCAFE.in
遅ればせながらアーカイブサイト deCAFE.in を作成したので、これからはこちらでも内容や実施報告等を案内していく。まだ機能的に足りないところもあるけれど、ひとまずサイトがないよりはということで...。これから少しずつ育てるのも楽しみ。
また、今後は deCAFE Tumblr も積極的に活用していく予定。フォローいただけるとうれしい。Twitter アカウント @_deCAFE でも不定期につぶやいているので、そちらもよろしければ。
情報デザインフォーラムでも発表した
今年9月の情報デザインフォーラムでも、deCAFEをひとつの応用事例として発表してきた。興味を持っていただいた方が多くいてくださったので、とてもありがたかった。
基本は楽しくやれることが大前提だけれど、ワークの全体像をデザインする時にはいろいろ考えていたりする。同じようにワークを作る立場の人の参考になれば幸いだし、積極的に情報交換していければうれしい。
情報デザインフォーラム向けに作成した資料
ポスター発表用に作成した情報デザインワークショップの応用事例『deCAFE』PDFも公開してある。(リンク先のPDFはA4サイズに縮小したもの)
実際のポスター発表ではA0版で掲示した。発表時、掲示したものにいいねシールをぺたぺた貼ってもらった。ああいう場で掲示物にシールを貼るという行為には抵抗があるようで、皆さん一瞬躊躇されていたのが印象的だった。
どうせならもっと大きなシールを使えばよかったと反省したので、次回似たような機会があればそこを工夫しつつ、また「普通はこういう場でやらないだろう」という何かを取り入れていきたい。
事例紹介用ムービー
以下は掲示用に作成したムービー(音声なし)。タイムラプス等を使用して、雰囲気が伝わるようにした。
まとまった資料やムービーを作るよい機会になった。知ってもらうことはとても大事なことなので、定期的にこういった機会を作っていこうと考えている。
興味があれば、お気軽に
deCAFE、これからも積極的に続けていく。ありがたいことに、興味を持っていただいた方々からお声がけをいただいたりもしている。「参加したい!」という方も、「コラボしたい!」という方も、メンバーの誰かに声をかけていただくか、サイトからお問い合わせください!
ワークショップを手がける方々との情報交換もしたいので、いろいろなところで輪が広がるといいな。