東京都が主催する講座「TOKYO DESIGN EXERCISE」第3回。今回の講師は地場産業とのコラボレーションを数多く手がけてきたデザイナーの山田佳一朗さん。
「関わるすべての人が豊かになるデザイン」というテーマの中で、「商品開発」と「販売促進」の循環が高い相乗効果を発揮することが重要だというお話を伺った。
- 新商品が注目されることで、素材・技術・産地・歴史など背景の理解につながる
- 背景への理解が商品の魅力の強化につながる
- 新商品と比較されることで、従来商品の魅力の再発掘・再認識につながる
「作用-SAYO」というユニットでは、地域や素材の枠を超えて協働するブランドとして、「作り用いて作用し合う」ために日本の産地メーカーが地域や素材の枠を超えて協働する試みを行っているそうだ。
実際に山田さんのプロダクトを触らせてもらったり、実際に使ったりしながらのお話だった。山田さんがデザインした栓抜きを実際に使って、ウィルキンソンジンジャーエールをいただいたりした。目の前で触れる・使えるというのはどんな時でも強いね。