蠍は留守です考

蠍の輪郭を見つめてふける思惟の痕跡

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2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ワークショップで使う「色」のこと

ワークショップでは大人向け・子供向けによらず、よく「色」を使うと思う。しかし、色覚特性に言及が及ぶ場面は少ないなと思う。特に子どもに関しては、「色」が重要な意味を果たす場面が多いような気がしていて、そのあたりのケアを気にしながら見たりして…

地域を変えるデザイン――コミュニティが元気になる30のアイデア

ずいぶん前から「地域を変えるデザイン――コミュニティが元気になる30のアイデア」をちまちまと読んだり読み返したりしている。タイトルにデザインと入っているけれど、様々な場所で暮らしを営むすべての人が好ましい気持ちで読める本なのではないだろうか。 …

CiNii 課金からの、インターネットバンザイ

昨年から、CiNii という国立情報学研究所の論文データベースに課金している。課金、という表現が適切すぎる。仕事で必要な論文を読む... なんてことはほとんどなく、趣味の領域で読みたい資料にあたるための完全な趣味課金である。 CiNii(NII論文情報ナビゲ…

集合写真の強要

集合写真に入ることを強要されるシーンについて考えている。 仮に集合写真が大嫌いなX子さんがいるとしよう。X子さんは、そういう機会にはたいがいするっと逃げるのだが、時折そうはいかない場面がやってくる。 人はそれをわがままと呼び、考慮される余地の…

html5j アクセシビリティ部 第0回勉強会で取り上げていただいた

html5j アクセシビリティ部 第0回勉強会で、伊原さんに私のエントリ「アクセシビリティとコミュニティ、未来へのアプローチ」を取り上げていただいた。私も当日リアルタイムで Ustream.tv での中継を聞いていたのに、その事実に全然気付いていなかったという…

打ち合わせスペース戦国時代

打ち合わせスペース戦国時代とでも言いたいほど、どの企業も場所を作ることを重視しているようだ。 とにかく、いろいろな企業さんの打ち合わせスペースに訪れる機会があったり、各所のコワーキングスペースを使ったりする機会があるわけだが、どこもおしゃれ…

HCD-Net サービスデザイン方法論extra「構造化シナリオ」

前回で最終回を迎えたサービスデザイン方法論セミナー、エクストララウンドとして2014年1月18日に追加講座が開かれることとなった。今回はリクエストが多かったという構造化シナリオ、その中でも特にアクションシナリオのおさらいが行われた。欠席した回だっ…

骨は増やせる

薬局ののぼりとか、一行ポスター的なもの(なんて呼ぶのかわからない)って、面白いなぁと思う。ストレートと見せかけて意味不明なキャッチだったり、ドギツい色だったりダジャレだったり。 ある時通りかかった薬局に、「骨は増やせる」って書いてあった。骨…

コミュニティのにおい

コミュニティとして「同じことを言っていて」「同じところを目指している」ように見えるのに、「においが全然違う」みたいなことがよくある。それはコミュニティや個人の特性に由来しており、その違い自体は健全だと思う。 においに関しては「いいか悪いか」…

「街の使い方」は「自分の時間の使い方」でもあるのかもしれない

ヨーロッパのある都市に行った時、印象的だった光景。街角にオルガンが置いてあって、学生なのかアーティストなのか、ある男性が夕暮れの時間帯にそれを弾いていた。街の景色にもよく馴染んで、人々もそれが当たり前であるかのように振舞っている。 ヨーロッ…

思考の熟成、カタルシスと解放

話し合ったり思いを口にしたりすることで、カタルシスが得られることがある。 実際に持ち寄った話に結論が出ようと出まいと、話し合ったことによる達成感によって小さくガス抜きされ、アクションを起こすことを忘れてしまう。アリストテレスが説いたカタルシ…

タクシーの車窓

深夜の都内を、タクシーで流すのが好きだ。それは単なる移動手段ではなく、遊離するシネフィルの視点だ。 目の前を過ぎる車窓の景色は、すべて他人ごと。私自身も彼らにとっての他人ごと。なんでもかんでも自分ごととして向き合っていくべき仕事と状況が常態…

プロジェクトを変える12の知恵 -ケンブリッジ式ファシリテーション-

ケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズさん所属の友人から勧められて読んだ「プロジェクトを変える12の知恵 -ケンブリッジ式ファシリテーション-」、その後ありがたくもご恵贈いただいた「プロジェクトファシリテーション」の2冊を紹介したい。 本書から…

古い EMOBILE と 3G回線

4年5ヶ月もの間、Pocket WiFi GP01 を使い続けていたらしい。懐かしきOL時代に契約した回線。主に勉強会に行く時に使いたいという、意識高い理由で契約したものだ。その後、特に大きな不便もなく、機種変更の理由もなく、ごく普通に使い続けてきた。 しかし…

パラレル将来の夢

もしも今の仕事やキャリアと違う人生を選べるとしたら、興味ある地域に長期的に滞在して現地調査を行い、民俗学的な研究・検証・比較などをやりたい。伝統工芸なんかも教えてもらいながら。現地の食べ物を現地の人と同じように食べながら。 映画とかでよくあ…

気になる注意書きの変遷

携帯電話での通話はお控えください、という公共交通機関でのマナー喚起。いつしか当たり前のようにそういうものだと思っていて、言われなくてもある程度は配慮して暮らしている。 新しい文化に対する新しいマナー。そういうものが数えきれないほど生まれてき…

若手感と老害感

昨年は自分の仕事を人に説明しなくてはならない機会がたくさんあった。その中で「いつまでも若手感が拭えない、そのわりにすでにほんのりと老害感がある」ということを言った記憶がある。 自分で言ったものの、老害感ってそもそもなんなんだろう? って考え…

手持ちの端末を DIGNO(R) M KYL22 に

窓口で ARROWS ES IS12F を出した時、店員さんが「あぁ...」と溜息をついた。「これはずいぶんご迷惑をおかけしたでしょう...」 店員さんにそう言われるとは思わなかったが、ARROWS ES IS12F は(こう言っては申し訳ないけれど)大変に悪名高い機種なのであ…

愛機の世代交代

ここ数年愛用していたコンデジ Nikon COOLPIX S640 が本格的に壊れた。ちょっと前から角の金属が何箇所か割れていたのだが、ついにシャッターの開閉ができない状態になってしまった。使い始めて丸5年にはなっていないと思う。 マクロが私好みに強かったのと…

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