DevLOVE現場甲子園2014 東日本大会で、ワークショップデザインのことを話してきた。「ワークショップ」ではなくて「ワークショップデザイン」にフォーカスを寄せて。
持ち時間20分の中で、できるだけワークショップデザインの全体が見えるような話にしたかったので、対象を狭めつつ抽象度を高めにして構成。こういうテーマの需要がどれだけあるか未知数の場所で、ワークショップの定義とか学習論なども触れずに話したけど、うまく伝わっているかなぁ。人前で話す機会も多くないし、楽しんでもらえるような話ができたかどうかはだいぶ怪しい。
当日の発表内容とスライド
なんやかや話したけど、今回の資料の結論部分は「多元的な環境の中、対等な立場でお互いの力を引き出し合う 関係構築プロセスを設計すること」がワークショップデザインに求められているよね、というところだった。スライドも公開しています。
スライドには載ってないが、口頭で話したことを補足すると、ワークショップは社会に存在するありとあらゆる「体験」の縮図だから、ユーザー体験を設計の対象とするUXデザインとは相性がいいという話もした。ワークショップデザインは、ミニマムかつ高い抽象度が必要なUXデザインと捉えることができそう、と個人的に思っているので。
短い時間の中で無理やりぎゅっと凝縮し、本当は説明したい背景や補足したかったことがたくさんたくさんある。拡張したり、フォーカスを変えたりしながら、またどこかでお話する機会を作れたらいいな。
お話の機会だけじゃなくて、もちろんワークショップ自体も業務としてやっているので、興味ある方はぜひお気軽にお声がけやご相談をいただけるとうれしい。
追記1
@azumi0812さんがビジュアルノートテイキングしてくださっていて、@azumi0812さんのブログに載せてくださっています。どうもありがとうございました!
追記2
「ワークショップデザインに期待されるもの、のその先」を書いた。