ここのところまた引っ張りだして、たまに眺めている本がある。それが Sketching User Experiences: The Workbook。もうだいぶ前の本になるなーと思っていたのだけれど、たった3年くらい前だった。月日が経つのは早いものだ。
ざっくり言えば洋書になるのだが、ワークブックなのでそんなに英語を意識しなくも読める。とりあえず手を動かそう、ということが写真や図版たっぷりに書かれている感じ。
たった3年前と言いつつも、今あらためて読み返してみると、この3年で当たり前になってきたことや根付いてきたことの基礎が書かれているなぁという印象。
いまどきの若者の中にはリアルタイムドキュメンテーションなんかを当たり前にやる人達もいるけど、そういうのを通ってきてない人は、この本の内容をひととおりなぞってみると学びが多いのではないかと思う。
自分の中では、こういう時の手の動かし方はスケッチというよりもクロッキーとして実践している。いかに速く、ざざっと描くか。本質のみを抜き出したデフォルメが描けるかどうか。きれいに写すのではなく、捉えるイメージ。
これからもたまーに引っ張り出しては手を動かしてみたいし、誰かと一緒にやってみたりもしてみたい。