2015年1月10日、ヤフーさんを会場として開催されたHCD-Net 第7回 サービスデザイン方法論(フォローアップ講習会)に参加してきた。今回は過去の参加者によるライトニングトークで講習を振り返るという試み。その形式が面白いと思ったので、LT発表込みで参加を決めた感じ。
内容や詳細については浅野先生のブログやコンセント坂田さんのブログにまとめられている通りなので、個人的な感想のみを書く。
今回のように、参加者と講師がやりとりする形式の会は、すごく意味があると思う。可能であれば、LTや基調講演の内容がディスカッションタイムまで地続きになるような工夫がもうひとつあると、もっともっとよくなるんじゃないかと思った。その方がもっと活発な双方向インタラクションが起こるのではないかな。
技術系勉強会や発表会では、わりと上記のようなやりとりが多く発生する傾向があると思うのだけれど、HCD-Net ではちょっと少なめな気がする。抽象度の高い話題を共有する難しさというのがあって、HCD-Net ではその難しさが常に存在する。だからこそ、参加者の話題提供は積極的に拾って回収する方がよい方向に行くのではないかと感じた。
自分も今後は話題提供やフィードバックといった取り組みを意識していきたい。
LT「なぜサービスデザインの方法論をワークショップ形式で学ぶのか」
軽い気持ちで応募したLT。トップバッターになってしまったが、特に緊張もせず、ゆるい感じでトークできた。むしろゆるすぎて本当にすみませんでした…。
前日まで何を話すべきか決まっていなかったのだが、やはり自分はワークショップに着眼した振り返りがしたいと思ったので、「なぜサービスデザインの方法論をワークショップ形式で学ぶのか」というテーマで話をした。
LT時の写真は浅野先生に提供していただきました。ありがとうございます。
5分LTということで、資料には意図的に細かいことや込み入った内容を盛り込まなかった。なので、ひどく浅い感じの資料ではあるのだが、今後これを補強していくアウトプットをしていけたらと思う。
ただひとつ言えることは、F2LOモデルを推していきたいということである。まだ漠然とした理由ながら、なんとなく好きで。F2LOモデルが。もっと取り入れて上手く活用していけないかなと。
その後、コンセント坂田さんとちょろっとだけ「なんでもかんでもワークショップって言っちゃう傾向があるよね」といった感じの会話をした。「私は『ワークショップ形式』という言葉を利用して心の平穏を図っている」という話をしたのだけど、「ワークショップ形式」という言葉は使い勝手もいいし、悪くない言葉だと思っている。そのあたりのことも、今後アウトプットしていきたいな。
グラフィックレコーディングのすごさ
今回はなんといっても、今まででいちばんグラフィックレコーディングのすごさを体験できた一日だった。常葉大学の未来デザイン研究会の皆さんのすばらしい仕事に、尊敬の念。
グラフィックレコーディングとリアルタイムドキュメンテーションの話については、教わったことやわかったことがたくさんあるので、別のエントリで改めて書きたいと思う。
未来研の皆さん、ありがとうございました!