bashからzshに乗り換えてみたので、メモ。
そもそもzshとは何かというと、超強力なUnixコマンドシェルだと聞いている。いろいろ便利な機能が満載だから使うと便利とのこと。
構文カラーリングなどもされるので、それだけでも見やすくなる。
移行の一番の動機は、自分が今見ているブランチを常に可視化しておきたい(見えないと怖い)から。うっかりmasterに誤爆したらと思うと夜も眠れないし、git-flow管理の場合いったりきたりの作業も出てくる。そうなってくると、非力なデザイナーにとってはbashじゃちょっと頼りない。
zsh インストール方法
一式ダウンロードして、展開しておく。4.3以降じゃないと日本語に不具合があるらしいので注意。展開したディレクトリに移動してインストール開始。展開も移動もターミナルでやるなら
$ tar xvzf zsh-4.3.12.tar.tar.gz $ cd zsh-4.3.12
そしたら
$ ./configure --enable-multibyte
と打つと、すごいたくさんの行が走る。走り終わるまで待つ。
$ make
と打つと、さっきよりもすごいたくさんの行が走る。心配しないで待つ。
$ make install
でインストールされる。待つ。
ログインシェルを書き換える
ログインシェルを書き換えてあげないと、いつまでもbashが出てきてしまうので注意。
$ vi /etc/shells
難しいことはわからないが、sudo でないとできない場合もあるかもしれない。開いたらそれっぽい場所に
/usr/local/bin/zsh
を追加すること。
$ chsh
で /bin/bash になってるところを
/usr/local/bin/zsh
に書き換える。そもそもviの使い方がわからないと書き換えすら覚束ないと思うのだが、今回のメモではそのあたりは覚えた前提で割愛する。私も少しは成長したのである。
設定ファイルを作る
設定ファイルを自分で作らないといけない。
vi ~/.zshrc
として作ろうとしていたところ、@redmountainから設定ファイルをもらったのでコピペで済ますことにする。元は@hokaccha作のものらしい。
デスクトップに置いた「_.zshrc」という名前のファイルを「.zshrc」とリネームしつつ、必要な場所にコピーしたかったので、
$ cp ~/Desktop/_.zshrc ~/.zshrc
コピーされたら
$ source ~/.zshrc
と打つと設定ファイルが読み込めるらしい。読み込みまでやって、インストールは無事終了。
便利なので助かる
これでgitのブランチも毎回きちんと目視確認できるようになった。よかった。
他にもいろいろ便利機能はあるけれど、私自身のスキルが増えるわけではないので、今までとあまり変わらない使い方をすると思う。というかそれしかできない。
ホントはなんでもいい
究極的に言うと、シェルもエディタも、なんでもいい。ツールに強くこだわる必要は特にない。
欲を言えば、学習コストが高くない方が助かるといえば助かる。ツールを使いこなすことが目的じゃないので、応用の効かない学習はできればしたくない。
そうは言っても、できればいろいろ補助してくれるツールの方がいいし、誤動作が少なくなることを期待できるツールの方がいい。自分とチームの中でのミスとかロスをできるだけ減らせるツールが使えるととても嬉しい。
だからちょっとの学習はやっぱり必要。学習コストは、自分とチームが使いやすいと思うものに優先的にかければいい。それぐらいの感じでいいんじゃないかと思っている。