どうでもいいことかもしれないのだが、ずっと Line Chart に対する折れ線グラフって和訳はすごい発明だな、と思っている。なんといっても「折れ」のところがすごい。
折れ線グラフ(おれせんグラフ、英: Line chart, Line graph)は、散布図の一種であり、プロットされた点を直線でつないだものをいう。
もちろん線グラフという言葉もあって、放物線グラフや直線グラフを含むのだが、折れ線の「折れ」ほどの衝撃はない。「折れ」のところの訳を当てた人を尊敬する。
これだけ折れ線グラフという和訳が定着していなかった時代があったとしても、折れ線グラフの「折れ」感に違和感を持つ人はいなかった気がする。たとえばこれ、折れ線グラフでなかったら、どんな訳が適当なのだろうか。もう「折れ」が自然すぎて、思考停止している。
「折れ」のところを考えた人は、どんな人なんだろうか。「折れ」のところが日本語的になんの違和感もなく受け入れられている未来の現実を、どう考えるのだろうか。
「折れ」訳の起源をご存知の方がいたら、教えてくださいませ。