よく行くお店に、ちょうど私がいいなと思うタイプのフリーペーパーがちらほらと置いてある。中でも素敵だなと思ったのは「益子の人と暮らしを伝える本 ミチカケ」。フリーペーパーとはいえ、立派に「本」の風格。
2013年9月 創刊号
ミチカケ
風土とともに、月の満ち欠けとともに、綿々と続く人のくらし。
表紙のイラストは安田麻由子さん、下の写真のイラストは大島英太郎さん。どちらも栃木県ゆかりのイラストレーターさんだそう。フリーペーパー的なもので、こんなにたっぷりとアートワークを見せてくれるもの、最近は増えてきたなぁと思う。
ミチカケを手がけているらしいsproutさんの他のお仕事も素敵なものがいっぱい。
コンテンツもじんわり温かい感じの読み応えで、また次の号も読みたいなぁって思った。コンテンツは公式サイトからも読めるようになっている。
コンテンツ、大事
ミチカケの公式サイト、なんとWIXを使っている。WIXといえば、サービス開始当時、こんなテストページを作ってみたりしたなぁ(ちなみにこのテストページを作るのにかかった時間は5分くらい)。
先日、たまたま友人に「WIXってどうなの?」って聞かれたばかりだったので、なんとなくタイムリー。私は最初にテストページを作って以降ちゃんと利用していないのだが、ミチカケサイト以外にもいくつか利用例を見るようになったので、わりと市民権を得てきたようだ。
WIXはJimdoと比較されることが多い。WIXもJimdoも、用途さえ見極めれば十分利用価値のあるツールだと思う。予算と限られたリソースの中でなら、いったん手間をかけず、発信することだけを目的にするのは戦術として正しい。
一生懸命ツールを作るのではなく、一生懸命コンテンツを作るのがよい。最近は仕事のクライアントさんの中でもそういう認識の人が増えてて、それはよいことだなぁと感じている。そのために、何を・どこを・どんな風にサポートするかをいつも考えている。