先のエントリでiPhoneの「アクセシビリティ機能」を紹介したので、勢いついでにMacの「ユニバーサルアクセス」についても紹介しておきたい。
ユニバーサルアクセスの設定
「システム環境設定」の下の方、「システム」の並びに「ユニバーサルアクセス」のアイコンがある。
「ユニバーサルアクセス」のメニューを開くと、様々な補助機能を設定するためのメニューが出てくる。
iPhoneと同じように、VoiceOverや反転機能などがあり、iPhoneのそれよりもさらに細かいカスタマイズをすることができる。補助装置として点字ディスプレイに繋ぐこともできる。
VoiceOverの音声もお好みのものを選ぶことができる。男性の声、女性の声、低い声、高い声、歌っているような声。いろいろあって面白い。速度や抑揚までカスタマイズすることができるので、自分に最適な設定にすることができる。
Mac Universal Access for People with Disabilities Video で各ユーティリティ設定のデモが2分30秒ほどで公開されているので、興味のある方はそちらもどうぞ。
試してみたらきっと何かわかる
他のスクリーンリーダーやブラウザ専用の読み上げソフトなどとは使い勝手が違うと思うが、画面上のテキストを読ませるという意味では同じである。
他のソフトと大きく違う点は、デフォルトでシステムに組み込まれている機能だということかもしれない。Macを持っていれば、わざわざインストールしなくても絶対ついてくる機能ということだ。
であれば、なおさら試してみた方がいいのではないかと思う。制作をする人は、これをキッカケにシステム環境を開いてみてほしい。