2013年12月21日、ちょっとした御縁により第5回ニコニコ学会βシンポジウムの裏方お手伝いをしてきた。日程的にはちょっとキツかったのだけれど、このくらいの規模のイベントの裏方を勉強したいのと、今回のテーマが「生命の境界」を探る研究ということで大変興味があったから、という2つの理由で参加を決めた。
個人的に面白かったセッション
第5回 研究100連発
このセッションに立ち会えただけで感無量というか、よくもこのメンツを集めてくれたな、と。中でもど真ん中をえぐってきたのは、東京大学 名誉教授・伊福部達さん、理化学研究所・藤井直敬さん、大阪大学大学院情報科学研究科・前田太郎さんのお三方。
正直、この方たちが凄すぎて、マッドがかすんだ感さえある。ニコニコ学会β的には、本当はマッドのマッド感がもっとあった方がよいのだろうな。けれど私の中では、この方たちこそ真のマッド感という感じで、いかんともしがたい感。
菌放送局特番「きのこ会議」
実はこの時間、ノーマークだった。正直申し訳ないと思っているくらい。なぜならこの日の自分的MVPとなったのが、このセッションで登場した糞土師の伊沢正名さんだからだ。
騒然とした絵面と空気。なんとも久々に感じるざわざわ感。たまらない。すぐさま伊沢さんの本を購入してサインを入れてもらった。ありがたやありがたや。伊沢さんもすごかったけど、これをセッティングした白水貴さんもやばい。むしろ白水さんのほうが今後の要チェック人物。
裏方仕事はがんばったが…
優秀な事務局の皆さんの仕事ぶりを肌で感じることができて、とにかく勉強になった。力不足で足手まといになっていた気がする。少しでも役に立ててたらよいのだが。もしまたお手伝いする機会があったら、もうちょっとマシに動けるはず。
リハーサルのヒリヒリ感とか、現場特有のトラブルと臨機応変な対応、そういうのしばらく忘れていたんだなぁと思い出した。若い頃は某スタジオのスタッフとして仕事していたからか、その時の空気感が知らず知らずのうちに刷り込まれているのもわかった。
基本はスタッフとしての仕事をがんばっていたが、会場係だったので、待機中にセッションを見る時間がわりと取れていたのがありがたかったな。
丸1日関わらせていただいて、ありがとうございました。