2013年11月23日、四谷ひろばで行われたワークショップピクニック2013の運営ヘルプとして参加してきた。WSDでの先輩方の企画・運営であり、運営裏方の実情やノウハウを見る・学ぶ・考える機会となった。もちろんワークショップそのものも遊ぶ・感じる・楽しむ、とすべて体験させていただいた感じ。
対象は小学生ぐらいの子どもたち。いろいろなワークショップが出展されていて、賑やかな場内を眺めて回るだけで楽しかった。内容はざっと以下の感じ。
- どろんこ☆ピカソ:大きな粘土で「未来のまち」を作る
- カプラで遊ぼう:フランス生まれの積み木カプラ、4000ピースで遊ぶ
- おみくじやさんコーナー:自分の幸せと誰かの幸せがつながる、シンプルで楽しい遊び
- カフェ・ピンポン人形:ピンポン玉でつくられた人形のカフェ
- オトアソビ:身の周りにあるアイテムで音楽を作る
- ビスケット:かんたんに絵が描けるコンピュータの遊び
- むにょプール:むにょむにょした緩衝材のプール
- つくって、あそぼう、かるた山:親子でオリジナルかるたを作る
- からだであそぼう広場:からだを使った楽しいゲーム
- こども模擬選挙 みんなで決めよう!あったらうれしい授業:みんなで選挙に楽しく参加
- じぶんらんぷ at YOTSUYA:自分のためにオリジナルの「ランプ」を作成
印象に残ったもののひとつが、「どろんこ☆ピカソ」。大量の粘土の中に裸足で入っていく感じ、すごく楽しそうだった。準備、終わったあとのケア、後片付け、一番大変だったんじゃないかなぁ。
もうひとつ面白かったのが「カプラで遊ぼう」。大きな作品がいくつかできていて、観客ができるほど。積み上がっていくカプラがいつ崩れるか心配で、受付業務なんかをしながらちょいちょい視線をやっていた。いちばん高かったタワーが崩れた時は、会場全体から悲鳴が上がったが、その一体感もまたよかった。
座学として、ワークショップに関わるイベント運営のコツはひととおり学んだが、知るのと実際に行うのとではぜんぜん違う。事前準備のポイント、現場で気を配るポイント、実際自分の身体が思ったとおりに動くのかどうか。
その中で自分の身体がどう動くのかを知ったことは大きくて、現場にいるとのびのびできるタイプなのだな私は、と再認識。もしかしたら先輩方に生意気言ったシーンもあったかな…(もしそうだったらごめんなさい)という思いもあるが、イベント運営がスムーズかつ効果的に進むための提案なら、遠慮をしている場合ではないよねと。現場の体感値で動くのがいちばんだよねと。
イベントに対するプロ意識とか、スタッフの温度感とか、そういうもの諸々を「自分は現場で動くプロとしてここにいるのだ」という意識で捉える貴重な機会として、本当に大きかった。他の場所で活動する勇気ももらえたというか。
そうした場所を与えてもらったことに、感謝でいっぱい。すべてのスタッフの皆さん、おつかれさまでした。ありがとうございました。