蠍は留守です考

蠍の輪郭を見つめてふける思惟の痕跡

20170509013806

MacOS X 上のファイルを VirtualBox の CentOS から読む

VirtualBox絶賛使用中なのだけれど、いままでParallelsしか使ってこなかったので、お作法を知らない。そして初CentOS。デザイナーにはハードルが高すぎる。

しかしやらねばならぬ時がある。

というわけで、ファイル共有すら一苦労だった件についてのメモ。

Mac上にあるファイルをVMに持っていきたい

まず軽い気持ちでドラッグ&ドロップしてみた。無理。わかってはいたが、無理。

共有設定をしてみた

次にいろいろ見てみて、VirtualBoxのメニュー「Devices > Shared Folders」というのを発見。共有を試みてみる。Transient Folders に共有フォルダのパスを追加するのだ。

Shared Folders を開いた画面

追加ボタンを押すと、パスと名前を設定する画面が出てくる。Mac OS X上の共有したいフォルダ(設定さえされていればどこでもいい)を設定する。都度勝手に表示してほしいので、オートマウントも設定しておく。

Add Share ボタンを押した画面

うろうろ見て回った結果、共有したフォルダは「ファイルシステム > media」の中に出てくることを知る。

ファイルシステムを開いた画面

しかし、最初のこの段階では、フォルダは見えるものの、読み出しできないことになっていた。それでは意味がない。

ようやくググる

いろいろやってみたが、ついにここへ来て、ググった。すると、Mac版VirtualBox 4.0で共有フォルダをゲストのLinuxで使うというエントリに辿り着いた。ありがとうございます。まんま答えだった。

状況的には、共有フォルダには「root:vboxsf」という権限が設定されているので、vboxsf というグループにユーザー(自分がログインしてるユーザーID)を追加してあげればOK、と。

$ sudo gpasswd -a ユーザーID vboxsf

上記を試して、OSを再起動したら、フォルダを開けるようになった。コピーもできた。

media を開いた画面

MacとVMの間で無事ファイルのやり取りができて、めでたしめでたし。

メモとしては、たったそれだけのお話。そしてそれ以降の未体験よくわからないゾーンはまた別のお話…。


参考URL

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