ずいぶん前のことになるが、2013年11月12日、「創造の連鎖を引き起こす! ―― パターン・ランゲージとニコニコ学会β」に行ってきた。井庭崇さんと江渡浩一郎さんの対談形式のイベントなのだが、パターン・ランゲージもニコニコ学会βも自分アンテナど真ん中のキーワードなので、深く考えることなく半自動的に参加した。
当日のメモがあんまり残っていなくて、オンタイムで何を考えていたのかだいぶ忘れてしまったが、好き勝手やるしかないんだなぁと思ったのは覚えている。その好き勝手には大変な責任が伴うのだけれど、その責任をひっくるめての好き勝手。そういうことを、やるしかないんだなぁと。
あと、ここで江渡さんとお話させていただいた内容を江渡さんが覚えていてくださっていて、その御縁でニコニコ学会βのボランティアスタッフを経験させていただくことになった。動く、ということに対する意識が変わる足がかりになったなぁと思う。実際動いている人たちのお手伝いをさせてもらいながら、自分のこれからをシミュレーションするきっかけができたのが大きい。
イベントからずいぶん遅れてこの記事を書いているから言えることであって、正直この時はそんなことわかるはずがない。何がどこにつながるのかわからなくて、それがいろんな場所に遊びに行きたい理由のひとつなのだ。
セレンディピティみたいな、そういうもの。どこかではいつも求めている。それこそが「創造の連鎖」なのかもしれない。まだあんまり創造ができている気はしないけれど。