蠍は留守です考

蠍の輪郭を見つめてふける思惟の痕跡

20170509013806

ARROWS ES IS12F の実機デバッグ

いろいろあって、auの ARROWS ES IS12F にした。

ARROWS ES

まだほとんど何も設定していないのだが、自分の普段使いに必要な設定が終わるより先に実機デバッグの準備をしてしまう職業病。

それに際して、adb (Android Debug Bridge) に軽く手間取ってしまったので、メモっておく。きっと今だけの現象で、時間とともに解決される問題なんだろうけど。

まだベンダー登録されてないらしい

この端末、まだadbにベンダー登録されてない(=Googleから認識されてない?)。その関係で、USBドライバがうまく動かず、つないだだけでは実機を認識してくれない。

対応策として、手動でベンダーIDを登録してあげないといけない。富士通サイトの『携帯電話(Android携帯端末ソフトウェア開発者向けサポート情報)』なんかもあるが、なんかよくわからない。Mac環境だったら直接ごにょごにょした方が早そう。

手動でベンダー登録する

今接続しているUSBの情報を取得

以下のコマンドラインを叩くと、接続されてる機器・端末の一覧が出る。

$ system_profiler SPUSBDataType

あった、富士通のデバイス。

Fujitsu HSUSB Device:
Product ID: 0x12f9
Vendor ID: 0x04c5 (Fujitsu Ltd.)
Version: 2.27
Serial Number: XXXXXXXXXX(個人の情報なので伏せる)

adb_usb.iniにベンダーIDを追加

adbでは「adb_usb.ini」というファイルに設定が記録されてるので、ここにベンダーIDを追加。

$ echo "0x04c5" >> ~/.android/adb_usb.ini

adb serverの再起動

そしたらいったん端末を外して、adb serverを再起動。killしてstart、単純明快。

$ platform-tools/adb kill-server
$ platform-tools/adb start-server

ちなみに「daemon started successfully」って言われたらオッケーです。

認識されたか確認

以下を叩いて、シリアル的なものがちゃんと表示されたら完了。

$ platform-tools/adb devices

あとはEclipseを立ち上げて実機デバッグできるようになったか確認するだけ。私の場合はこれで解決した。どんな端末でも、たぶん手順は同じだと思う。


参考URL

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