蠍は留守です考

蠍の輪郭を見つめてふける思惟の痕跡

20170509013806

screencaptureコマンドを試してみた

cremaさんの記事「Mac OSXで、作業中に変化するマウスカーソルをキャプチャする話。」というのを見て、ちょっと試してみたくなった。

screencaptureコマンド

まず、screencaptureコマンドとは何か。そもそもscreencaptureコマンドの存在を知らなかった。いつもキャプチャを撮る時は [cmd]+[shift]+[3]、[cmd]+[shift]+[4]、グラブあたりで済ませていたし、不自由もしてなかった。

というワケでさっそく

$ man screencapture

「man」というのはコマンドについての詳しい説明を表示してくれるコマンド。困る前に「man」を叩こう、という感じ。マニュアル表示的な感覚で。ちなみに

$ screencapture -h

を叩くと、以下の画像のような感じでヘルプが表示される。とにかく「man」か「-h」のどちらかで、どんなオプションか確認できるはず、と思ったが、この場合は「illegal option」と言われた。そういうこともある。

screencaptureコマンドを使ってみる

クリップボードに保存する場合。

$ screencapture -c

デスクトップにPNGで保存する場合。もちろん任意の場所に作れる。

$ screencapture Desktop/testtest.png

PNGで保存しつつ、そのままプレビューで開く場合。

$ screencapture -P Desktop/testtest.png

画像フォーマットを指定する場合。デフォルトはPNG。-t をしないと拡張子しか変わらない。

$ screencapture -t pdf Desktop/testtest.pdf

タイマーを設定して、キャプチャを撮る場合。秒数指定。下の例だと5秒後。

$ screencapture -T 5 Desktop/testtest.png

キャプチャにカーソルを含める場合。デフォルトではカーソルは写らない。

$ screencapture -C Desktop/testtest.png

撮影音も消せるらしい。

$ screencapture -x Desktop/testtest.png

オプションは工夫のしどころ

オプションを組み合わせるといろいろできて便利。実際に自分が使ったら便利そうなのは、画像フォーマットを指定してキャプチャが撮れるオプションかな。ダイレクトにPDFにできるというのは意外といい。

[cmd]+[shift]+[4]の後に[space] みたいに気軽に使えるショートカットの方が便利だったりするので、普段はやっぱりそっちを使ってしまうだろうけど、特殊な用途向けの選択肢があるのは素敵。

それにしても [cmd]+[shift]+[4]の後に[space] は本当に便利で、考えた人はえらいと思う。


参考URL

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