蠍は留守です考

蠍の輪郭を見つめてふける思惟の痕跡

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持ち歩きたい仕事道具

子供の頃からおどうぐばこが大好きだった。

ノートパソコン持ち歩き用にGOLLAのケースを使っている。デザインを考えたりモックアップを作ったり議事録がわりのメモを取ったりするのに、パソコンだと自由がきかないので、PCケースの中にインナーケースを入れて文房具がケースひとつに収まるように工夫してある。

PCケース用インナーケース

たくさん字を書く時には、三菱鉛筆JETSTREAMの黒、プリント資料に書き込みをする時はPILOT HI-TEC-C coleto の5色、1本で済ませる必要がある時はZEBRA Clip-on Slim の黒+3色 と使い分けている。それに、フェルトペンを数色。

インナーケース常備の筆記用具

ふせんも常備。ふせんメーカーにはこだわりはないが、色展開とサイズは大事。切らさないのは無印良品のふせんと、50×75mm で5色展開があるふせんの2種類。もちろんデスクの引き出しには、大量のふせんがストックしてある。

インナーケース常備のふせん

CSS Nite LP13 reprise の @magi1125 さんのセッションにもふせんのお話があったみたいだが、ふせんはよい。とてもよい。

ふせんで作られた画面モックアップ

50×75mm は iPhone の表示画面とほぼ同じ大きさなので、ざっくりとしたモックアップを作るには最適。さっさと書き込んでスケッチブックにでも貼っておけば、簡易ワイヤーフレームにもなる。機能やカテゴリ別にふせんの色を使い分ければ、見通しもいい。

これらのモックアップを元にパソコンでプロトタイプを作れば設計時の無駄な迷いと手戻りが減る。私の場合には、ここで言う意味のプロトタイプ・ワイヤーフレームはHTML+CSSで作ってしまうことも多い。

画面遷移やUI・GUIを設計するにはプロトタイプが必要、と私は思う。モックアップに関しては作らなくいいのかもしれないけど、事前共有事項として存在するのとしないのでは大きな差が出ることもあるという認識。大事であるけれど手間をかけずにスピード重視で行いたい、という感じに近い。

モックアップが中間成果物である必要はないと思うので、こんなやり方もありだと思っている。「作るなら成果物として提出・納品しなければならない」なんて発想は、正直もう要らない。


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